NPO日本心理カウンセラー協会理念 第4.1版

 
【安心学】6つのテーマ

●「心理カウンセラーの目的」

目的を見失ってしまったらどんな優れた技術や知識も無意味です。気づかないうちに心理カウンセリングの目的(本質)を見失っていませんか? 傾聴のやり方・技術だけではなく、その本質的な意味を知ることで心理カウンセリングをさらに良く進化させることができるのです。

①「あなたの人生の最高責任者は誰ですか?」
②「健康」を計るキーワード
③「原因」と「責任」を区別する
④「傾聴」の本当の意味と価値


●「現実と気持ちを区別する」

辞書には「心理学とは行動に表れる心の動き」とありますが、心理カウンセラーは「行動ではない(目に見えない)気持ち」に寄り添うことが求められます。不登校は登校すれば解決、拒食症は食べさせれば解決でしょうか? それでは行動の修正に過ぎません。心理カウンセラーは心の中で起きている問題を解決しなければならないのです。

①「現実の問題」に関わらない
②「目に見える行動」ではなく「気持ち」を考える
③「もう済んだこと」「まだ起きていないこと」
④「優しさ」と「甘さ」の違い


●「心(無意識)は考えない」

意識は意志を持って考えますが、無意識は考えず反射的に対応します。しかも素早く決して迷いません。それは無意識の反応が「ある目的を達成すること」に直結しているからです。そこに「心をコントロールできない・してはいけない」重大な理由があるのです。

①「言い聞かせる」ことはできない
②「生きる」ための反応
③「安全」より「安心」
④「ストレス」の正体


●「心(無意識)は感情を生む」

心は感情(気持ち)が生まれる場所です。そしてそこは意識や意志の力が届かない「無意識」の領域だと言えます。誰かを「大切にする」と優しい気持ちになり、誰かに「大切にされる」と安心します。それは誰の「心」にも共通して起きる「心の健康」に重要な意味を持つ感情なのです。

①「感情」は心の言葉
②「快」と「不快」
③「心の声」を聞く
④「大切にする」「大切にされる」


●「心(無意識)は体調をつくる」

睡眠中や意識が無い状態でも身体が生存できるのは自律神経の働きです。意識の及ばない「心(無意識)」は、そんな自律神経と深く関わっています。ウィルスに感染しても病気になる人とならない人がいます。これが免疫抵抗力の違いです。病気や怪我は人によって治る早さが同じではありません。これが自然治癒力の違いです。心の健康状態は身体を健康にする機能と直結しているのです。

①「運動神経」と「自律神経」
②「交感神経」と「副交感神経」
③「免疫抵抗力」と「自然治癒力」
④「自信」から生まれるもの


●「自己愛と自己虐待」

人生の最高責任者として最も大きな責任とは何でしょう? そして逆に「決して自分にやってはいけないこと」とは何でしょう? なぜ野生動物は最初にボスが獲物を食べるのでしょう? なぜ人は好んで行列に並ぶのでしょう? そこに自己愛の本質を正しく理解できるヒントがあったのです。

①「いじめ」と「虐待」の違い
②「嘘をつく」「隠す」「ごまかす」と心が疲れる
③「悪口を言う」と嫌われる「応援しない」と信じてもらえない
④「後回し」を「最優先」に「我慢」を「期待」に
 
 

コンプライアンス(2017年09月06日更新)

 
【コンプライアンスとは?】

コンプライアンス(compliance)は「法令遵守」ともいわれます。社会で活動するにあたり法令や内規を守ることは当然のことですが、「安心」や「不安」という気持ちに関わるような仕事では法律論で対応する姿勢はむしろ本質を外すことにもなりかねません。
「大切な人の心を健康にする」というJMCAの協会理念とも整合性のある活動指針を「コンプライアンス(順次更新)」として公開します。正会員の皆様のご理解とご協力をお願いします。


1.基本的指針

正会員は「人生の最高責任者は誰か?」「より多くの自由・選択肢を与えているか?」「現実と気持ちを区別しているか?」など協会のポリシーを遵守し、「心を健康にする」という協会理念に反することがないように注意しなければなりません。


2.言葉と活動・行為の定義

正会員が相談者に対して行う「カウンセリング」「コーチ」「助言」「鑑定」「占い」「施術」などの活動・行為を【セッション】と呼びます。セッションの範囲は、「相談者の身体に触れない」「物理的な効果を謳わない」ことを原則とした「心理的に好ましい影響を与えるための言動」とします。
また相談者は、このセッションを受ける際にはいつでも中止を要請できるものとします。


3.セッションの報酬

セッションを有料で行う場合は、開始する前に無料ではないことを説明し、料金について原則として文書にした「セッションの料金・セッションの時間・セッションとアフターサービスの内容」を示し相談者から同意を得なければなりません。
これに反した場合、相談者から要望があれば料金の請求は一切無効となります。


4.特定の宗教・組織に関わること

正会員が個人の信条によって宗教・組織へ入信・加入あるいは批判・否定するのは自由ですが、相談者に対して特定の宗教・組織への入信・加入を強要あるいは批判・否定することは禁じます。
またこのルールは正会員同士の交友関係についても同じように適用します。


5.協会からの警告とペナルティー

コンプライアンスに反することがあった場合、協会は正会員に対して警告します。
この警告に対して反省と誠実な対応がない場合、理事会によって正会員を除名処分し、必要があれば警察へ通報・告発、また損害賠償などの法的措置を執ります。
 
以上。

NPO日本心理カウンセラー協会
理事会・役員会
代表理事 前田大輔
2017年09月06日更新
 

powered by crayon(クレヨン)